今日も足踏み

30代アルバイト男のつまらない独り言

20160401a 『昭和元禄落語心中』が面白い

前季のアニメは大体最終回を迎えている。10分位のアニメである『いとしのムーコ』が終わってしまったのが地味に悲しい。最初は斜に見ていたが意外に癒されるので録画して観るようになったというのに。


もう一つ観ていたアニメが『昭和元禄落語心中』というもの。戦前から昭和にかけての日本が舞台で落語がテーマの物語だ。ややBL寄りで対象年齢層が高そうである。二人の噺家が成り上がる様や落語は面白い。だが何と言っても特筆すべきは、ヒロイン役の林原めぐみの演技力だ。


新世紀エヴァンゲリオン』にしろ『忍空』にしろ『スレイヤーズ』にしろ僕が思春期に観ていたアニメにはいつも彼女がヒロインの声を当てていた。萌えとは違う、味があるというか艶のある声が印象的だ。


今作では元娼婦の芸者という役だが、非常に艶っぽく魅力的な大人の女性を表現出来ている。男に捨てられ続けているが一途に男を想う様は側から見ると危なっかしく儚げだ。8話で主人公の1人が思わず抱き締めてしまうのも大いに理解出来る。


今晩で今作のアニメ版は最終回であるがまだまだ僕はそこまで追いついてはいないのでどう終わるか想像もつかない。然し乍ら主人公ではない彼女も何とか幸せな人生を送れたかと願うばかりである。







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