20160409a 漫画版『僕だけがいない街』を読み始めた

晴れ風強し。

アニメでどうにも消化不良だったので原作の漫画を読み始めた。それで思い出した。この作品が話題になっていたのは前から知ってはいたが、特徴のある絵だった為読むのを避けていたのだった。アニメ版のほうが絵は万人受けすると思うし僕はあちらの方が好きだ。

漫画版。

アニメ版。

拙い絵で非常に伝わり辛いと思うが目の描き方がアニメ版の方が可愛いのだ。正直言って萌える。アニメ版の加代はもう何と言うか最高だった。ただそれだけに11話の衝撃たるや否や。何で主人公とくっ付かなかったんだよ…という。

漫画はとりあえず最終巻の手前6巻から読み始めてみた。アニメ版10話Bパートの辺りだろうか。軽く読んでみて愕然とした。アニメ版では犯人である八代の過去についてサラッと流していたが、漫画では実兄との関係性に因るものだという描写があった。最終巻ではアニメ版で最後にチラッとしか出番がなかった愛梨の現在がしっかり描かれているようだ。

絵はとっつき辛かったが読み始めて良かった。15年眠り続けた主人公も原作では報われるのだろうか。最終巻は最後のお楽しみにとって置いて1巻から買ってまとめて読もうと思う。

『神のみぞ知るセカイ』の原作者さんが発言してたように原作有りのアニメはあくまでも原作読んだ人向けのものなのかもしれない。尺的にどうしてもカットする部分が出て来て、それは原作者の想いがこもった部分だという場合もあるのだろう。アニメはアニメでBGMがあり声優さんがいて非常に魅力的なものであるのだが、アニメだけで全てを表現するのは難しいのだろう。

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